栃木県弁護士会からのお知らせ

環境アセスメントに関するシンポジウムIII 〜よりよい環境アセスメント条例に向けて〜

 環境アセスメント制度は、1969年のアメリカ国家環境政策法(NEPA)を皮切りに、先進国を中心に環境悪化を未然に防止する制度として導入されてきました。日本では条例が先行していましたが,1997年になってようやく環境影響評価法が成立し、栃木県でも1999年に栃木県環境影響評価条例が成立するに至りました。
 環境影響評価法は、同法附則の施行後10年経過時の見直し規定に基づき、2011年4月に改正され,これを受けて、栃木県環境影響評価条例についても、現在改正が検討されているところです。
 栃木県弁護士会では、栃木県環境影響評価条例の改正について今年1月に意見書を採択し、よりよい条例改正に向けて活動してきましたが、県民間での、さらに活発な議論を期待して、本シンポジウムを企画しました。
 ぜひご参加いただき、みなさまのご意見をお聞かせください。

日時 2013年6月1日(土)午後1時15分〜4時50分
場所 宇都宮市明保野町・宇都宮文化会館第1会議室
主催 栃木県弁護士会
【入場無料】
1 基調講演
「持続可能な社会の作法としての環境アセスメント」
原科幸彦(千葉商科大学教授)

2 基調報告
「栃木県環境影響評価条例についての提言」
服部 有(栃木県弁護士会人権公害委員会委員)

3 パネルディスカッション
「対象事業.戦略的アセスメント,住民参加,モニタリング等」
〈パネリスト〉
原科幸彦(千葉商科大学教授)
高松健比古(栃木県自然保護団体連絡協議会代表)
市川恭治(技術士(建設部門建設環境)、環境カウンセラー(事業者・市民))
増渕 充(栃木県環境森林部環境森林政策課環境立県戦略室長)
服部 有(栃木県弁鐘士会人権公害委員会委員)
〈コーディネーター〉
大木一俊(栃木県弁護士会人権公害委員会委員)
小島文恵(栃木県弁護士会人権公害委員会委員)